月間準MVP銘柄のデータを紐解いていくぜ。まずは軽いジャブだ
こんにちは、GE二郎だ。
感謝祭という祝日を前に、我らがGEにも、いつもクソ株でいてくれてありがとうという感謝の気持ちが届いたようだ。
よし、久々に前日比プラス、18ドル台にも復帰、GEの戦いはここからだ!
とはいえ、いつエントリーすべきなのかは全くもって分からんが、取締役会員の一人、フランシスコ・ドゥズーッサなるインサイダー役員が、GE株を1株17.94ドルで98万6700ドル分も購入した、なんてニュースも流れてたからな、これはめちゃくちゃポジティブなニュースに違ぇねぇ。
ホリデイシーズンに入っても、GEの動向をつぶさにチェックし、GEを忘れずに生きていくようにしたい。
さてメイントピックは、数日前から見ているHailiang Education Group Inc. (HLG)、海亮教育集団についてだ。
昨日も書いた通り、今日は具体的な数値データを見ていこうと思う。
まずは昨日貼った、現地時間21日の取引終了時時点における、HLG株式の要約画像を再度見てみよう。
この画像から分かることは、
・21日は午後4時に1株44.20ドルで取引を終え、これは前日終値比+0.40ドルの、割合で言えば+0.91%アップ
・前日終値 (Previous Close) は、上の項目からも明らかだが43.80ドル
・この日の始値 (Open) は43.79ドル
・買い注文の最高提示価格 (Bid) には、41.30ドルで100株分の注文が入っている
・売り注文の最安提示価格 (Ask) には、50.00ドルで700株分の注文が入っている
・この日の取引の値幅 (Day's Range) は、41.55-44.37ドル
・ここ52週間(約1年)の値幅 (52 Week Range) は、7.02-44.37ドル
・出来高 (Volume) は14万6255株
・平均出来高(3か月の平均) (Avg. Volume) は4万7516株
・時価総額 (Market Cap) は11.36億ドル
ベータとは、市場平均価格が1動いた時に、その株がどの程度動くかの目安だ。
もしベータが2なら、市場平均が1%上昇したとき、その銘柄は2%上昇することが予想される。
もしベータがマイナス0.5なら、市場平均が1%上昇したとき、その銘柄は0.5%下落することが予想される、といった具合だ。
うーん?!ホンマか…?数値上はかなり安定しているっちゅうことになるな。でも最近は市場平均の伸び以上にHLGが大きく上がってるわけで、これは古いデータなのかもしんねえな)
PE比とは、株価収益率のことであり、これは株価を一株当たり当期純利益で割ったものであり、次の式で求められる。
株価収益率 = 株価 ÷ 一株当たり当期純利益
(以上Wikipediaより)
EPSとは、一株当たり当期純利益のことであり、これは当期純利益と、普通株式の発行済株式数から計算される。簡易な計算式は次の通りである。
EPS = 当期純利益 ÷ 普通株式の期中平均発行済株式数
(以上Wikipediaより)
・次の決算報告日 (Earnings Date) は、2017年12月21日から25日の間を予定
・予想年間配当と利回り (Forward Dividend & Yield) は、無配当のため該当なし
・配当権利落ち日 (Ex-Dividend Date) も、当然該当なし
・アナリストによる1年後予想株価 (1 y Target Est) は、情報なし
といった所かな。
……あぁっと!!
今見ていて気付いたが、数日前までNasdaqGM(中型株)だったのが、いつの間にかNasdaqGS(大型株)になってるじゃねえか!!
見直してみたら、ちょうど昨日から変わってたようだな。
何だ、意外と入れ替わり激しいものなのかな、このカテゴリー分けってのは。
調べたらGSに分類されるのは、Global Selectという名だけあって、「Nasdaqの厳しい財務・流動性や企業統治の基準を満たした1200銘柄で構成される」ってあったんだが、大きく伸びたとはいえ、この最近の株価アップ程度でいきなりその1200構成銘柄に入れるもんかね…??
まあ本当に入れたんなら、HLGにとっては嬉しい出来事かもしれんな。
ともかく各種数値、これは誰が何と言おうとその銘柄の顔、あまりにも大事なデータだ。
だがGE二郎、売上げや純利益やPEやらEPSやらの数値といった、いわゆるファンダメンタルズの読み方が全く分からない。
さすがに「利益は、小さいより大きい方がいいんだろうな」ということは分かるが、その程度だ。
これらがこのデータの中で何よりも重要な数値なのはその通りだが、今回は後回しにしよう。
一番最初に目について分かりやすい数値は、言うまでもなく株価そのものだが、それを除けば出来高であろう。
今回は出来高に着目してみることにする。
だがGE二郎、実は出来高の意味もよく分からない。
もちろん「その日売買された株の数。出来高10万なら、その日は10万株が売買された」という定義の話ではない。
んなこたぁさすがに分かるが、出来高の数字を見てそれが大きいのか小さいのか、そしてその大小が何を意味するかがよく分からんということだ。
まあ常識的に考えて恐らくは、出来高が大きければ大きいほど取引の参加者が多く十分な流動性が確保されている、つまりちょっとやそっとのことではあまり株価がでたらめには動かないという意味で、安定した銘柄なんだろう。
逆に出来高が小さい銘柄は少しのことで株価が大きく動く不安定なものであると言えるが、これは必ずしもネガティブな要素ではなく、例えばグッドニュースで注目を浴びた際、恐るべきスピードで株価が成長する余地があるお宝銘柄とも言えるんじゃないかと思う。
もちろん機関投資家や仕手筋に価格操作される可能性も大きいということだが、それだって上手く使えば自分の利益に変えることができるおいしい対象であると、人によっては言えるんじゃねーかと思う(万人に言えるもんでもねえとは思うけど)。
…あれ、出来高なんてよく分からんと思っていたが、改めて書き出してみたら大体分かってるかもしれんような気もするな。
ただこれって株価にも依るよね。
GOOGの今日の出来高は57万株、昨日のHLGのわずか4倍程度の取引量だったようだが、Googleが安定してないかっつうと、決してそんなことはねえからな。
Googleは株価が高すぎて、その辺の雑魚銘柄のようには、そんな頻繁に取引がされないだけなんだ。
さらに言えば、見ていつも感心するってーか笑えるのは、バフェット氏の本丸銘柄、Berkshire Hathaway (BRK-A) の、平均出来高200とかだ。
取引量少なスギィ!!でも1株3000万円だからね、仕方ないね。
ちなみに、米国株式市場で現在最高の出来高を誇る銘柄は、実は何を隠そう我らがGEであった。
最初の画像にある通り、現在の3か月平均出来高は、7026万6146株だ。
文字通り桁が違う。
とはいえしかし、そんな最高出来高銘柄GEも結局クラッシュしているわけだし、出来高が大きいからといって安定しているとも言い切れないんだろう。
だがまあそれはGEの決算やら減配やらの問題であって、基本的には出来高が大きいほど値動きが堅い安定銘柄なのは間違いないんじゃねえかと思う。
ともかく、海亮教育集団も、最近の出来高(昨日14万6255株)はここ3ヶ月の平均(4万7516株)よりも明らかに大きくなっている。
徐々に市場に認知され始め、少しずつ安定した取引期に移行しつつあるということか。
逆に言えば、これまでのようなメチャクチャな値動きは影を潜めるという可能性も高いな。
だが、この程度ではまだまだ大きなボラティリティが予想されるレベルなのかもしれん。
出来高の増加を伴う株価の上昇は、いいサインには間違いないだろうが、それだけで絶対この先がポジティブだと判断できるものでもないだろう。
結局出来高と株価の動きとの間の、具体的かつ明確な関連性ってのはGE二郎にはよく分からないし、分かったつもりになっていたらあっさり裏切られるのが株式市場だからな、
「これらを踏まえ、今後の動きを注視していくようにしたい」という、ただの未来へ丸投げな、よくあるダメ学生のレポートパターンで幕引きとしたい。
うむ。清々しいまでに超初心者が書いたただの雑文だったな。
自分で書いといてなんだが、もし上の内容を読んでいて一つでも「なるほど」と思う点があった人は、はっきり言って勉強不足だと思う。
いやまあ一つぐらいは知らなかったこともあるかもしれねえが、全体的に「何言ってんだコイツ。クッソ当たり前のことをべらべら喋りくさってからに」と思えないようでは、株式投資、それもよりハードルの高そうな米国株投資に臨もうとする者として、ちとマジィんじゃないかな。
誰もが最初は初心者なのは間違いないが、上であれこれ述べた程度の基本的過ぎる内容に感心しているような人は、ぶっちゃけこんなブログなんて見てる場合じゃねーぞ!
じゃあ何をすればいいのかって…?
そんな質問をしてる時点で投資家としてアウツ……
市場は手をつないで仲良くみんなで成長していくような幼稚園じゃねえんだ、食うか食われるかの戦場なんだよ……
一から十まで全て自分の頭で考えて自分なりに行動を取れないような輩は、遅かれ早かれ頭をぶち抜かれて退場することになるだろう、お家に帰ってねんねしてるんだな……
…などと、いるかも分からんっていうかいない可能性の方が高いっていうか正直いないことを願いたい仮想初心者を勝手に作って勝手に攻撃するってのも意味分かんねえな。
お説教なんておもしろいもんじゃないからね。長ながやると、このブログの人気がおちる。
そもそもGE二郎、偉そうに説教するほどの存在でもないんだ。
何よりもまず、こんな初心者の浅知恵未満の駄文を書いたのはお前自身なんだから、お前こそこんなブログなんて書いてる場合じゃねーぞ!…ってのが真理だろうな。
説教したつもりが、自分が自分に説教されるとは、こりゃ一杯食わされたわい、ガハハ!
……と、軽量化を図るつもりが結局駄文雑文でぐだって長文化しちまったが、おっと最後に今日の値動きを見ておかなくては。
本日の教育集団の動きは……
おやおや?これはそろそろヤバいフェーズに突入か…?
だがまだ分かんねえな。
ちなみにHLGに関するニュースは、1週間前に、「当社は、中国の私立教育委員会的なもののスポンサーで、中国の初等中等教育関連の年会サミットを執り行う」という旨のアナウンスが公式からあって以降、意味のあるものはここ1週間全く流れていないようだ。
日程を見る限りそのサミットは既に先週金曜日に行われたようだが、特にフィードバックはなさそうな感じだ。
今しばらく動きを追うとしよう。
もしかしたら、来年の目玉となる企業である可能性もあるからな。
……まあないとは思うけどな、初心者は、自分が目をつけたものが当たると思っちまうもんなのよ。
何せ分類されたるはNasdaq Global Selection、堂々の大企業1200の構成銘柄だからな、今後も安定して伸びることが期待できるはずだ……って、ん?
改めて今日の画像を見直して気付いたが、またNasdaqGM (middle cap) にカテゴリーが戻されてるじゃないのよおぉぉぉ!!!
そんな頻繁に変わるってありか?昨日のはYahooのミスだったのかな?
ともかくGlobal Selectionには入ってなかったってことで、株価が下落に転じたのみならず、出来高も何だか早くも減ってきているし、こりゃ期待できんかもしれんな、やっぱり。
適当に目をつけたのが上手く行くなんて都合のいいことはそうそうないんだね、トホホ…。